ON THE ROAD 2005  2005年12月10日 さいたまスーパーアリーナ1日目
1・ある晴れた夏の日の午後
2・光と影の季節
3・この夜に乾杯!
4・旅立ちの朝

5・HELLO ROCK & ROLL CITY

「HELLO!SAITAMA CITY!」
ツアートラックが走る。長野から横浜・・。今回の各会場と、周辺の名所が映る。海の中道や、渚園、みちのく湖畔なども。
この映像だけでも、保存して置きたいほどである。

6・終りなき疾走
(MC)「さいたまスーパーアリーナに、4年ぶりに帰って来ました。久しぶりに帰って来て、こんなに沢山の人達が来てくれて、本当に嬉しく思います。
1700人?一ケタ違うな(笑)。17000人か。
今日、一番高くて後ろの席、そう、そのあたり。行ってみたよ。思った。遠い(笑)
遠いけど、「愛」があれば大丈夫。気持ちの通わない距離じゃない。同じ時間を、共有している、それが大事なんだ。そうだろ?」
「ツアーが、9月から始まって、長野なんか汗だくで演ってたのに、もうクリスマス・イルミネーション。早いものだね。
さあ、一緒に歌おう。20代の頃に創った歌なんだけど、17000人全員で歌って欲しいんだ。」

7・19のままさ

これは、ツアー後半からセットリストに加わった楽曲。当然今回のツアーでは、初めて聞く。いい曲だよね。

8・片想い

(MC)「17000人か・・・でかいよね。」
「ここでちょっとMCを・・・後ろの人、聞こえる?」
(こっち来て〜の声に)「そんな事言われても・・(笑)」
「80年代のTAXIの運転手の話、知ってる?あれ、意外と少ないんだね。
昔コンサートの帰り、TAXIに乗ったらね、『お客さん、芸能人でしょ、名前なんていうんですか?僕、結構通なんで、大抵の方判りますよ。』っていうわけ。
『知らないと思いますよ』といいながら、『浜田省吾といいます』と言ったら、その運転手さん、いい人でね。
『ああ、浜田省吾さん。知ってますよ。今日はサングラスしてるから判らなかったです』(笑)
という古典的なネタなんですが、
この前、素顔のままTAXIに乗ったらね。その運転手さんが、『浜田省吾さんですよね?僕ファンなんで、声聞けば判りますよ。いや〜感激だな〜』
というわけ。困ったねえ。まさかカバンからサングラス取り出して、『ハイ〜、浜田で〜す』とやるわけにもいかないし、
第一、自宅から乗ったんでね。
もうしらばっくれて、『違いますよ』と言ったら、その運転手さん、じっとオレの顔を見て、
『そうですね。違いますよね』だって。(笑)オレをペ・ヨンジュンか、トム・クルーズみたいと思ってるのか(笑)。」
「次の曲は、今まで発表した中で、一番好きなアルバムと言っていい、「青空の扉」に入ってる曲です。


9・青空のゆくえ
(MC)次の曲は、出逢いがテーマの曲です・・・たまには一緒に踊らない?」踊り始める省吾。「駄目だよ、オレばっか踊ってるじゃん(笑)」

10・さよならゲーム
11・君がいるところが My sweet home
eプラスで取った先行予約の席は、400レベル(4階)。しかし親切な浜友さんに200レベルの席を譲っていただいて、いい席で一緒に鑑賞できました。ありがとう!
僅かではありますが、500レベルという席も存在する、大きな会場でした、「さいたまスーパーアリーナ」。
そしていつも通り、「ALL YOU NEED IS LOVE」でライブは始まりました。
12・DARKNESS IN THE HEART

また聞けた・・・幸せ!省吾、「暗闇〜」のタイミング間違える。

13・Thank You

(MC)次の2曲は、父親をテーマにした曲です。父親になるって、感動も大きいけど、実際は我慢したり、犠牲にしてる事も多い。
14・I am a father
15・花火


(MC)最近は、子供達が犠牲になっている、悲しい事件が余りに多くて、心が痛みます。
子供は、大人みんなで守ってやらなければいけない。
次の曲は、86年発売の「J・BOY」というアルバムの曲なんだけど、みんなで歌って欲しい。子供達の為に」

16・SWEET LITTLE DARLIN'

17・MONEY

いきなりの火柱!びっくりした。熱気が2階席まで来る。福ちゃんのブログでは、「あんまり何度も出すんで、KISSのライブかと」などと書かれてました。
さすが、スーパーアリーナ!

18・J.BOY
19・家路

「一緒に歌ってくれるかい?」もちろん、歌わせていただきました。

MC)「だんだんクリスマスのシーズンが近づいてくるんだけど、本当は自衛隊のイラクの人達も、帰ってくるはずだったんだよね。
もう一年、延長されてしまったけど、その人達が一人も欠ける事なく、国に帰って来る事を願ってます。
そしてそれ以上に、彼らがイラクの人達を、誰一人傷付ける事がないように。
これは、政治的な発言でなく、一市民としての想いです。」
「お別れの時が来ました。どんな人生だって、つらい事、悲しい事はある。気の利いた言葉の代わりに、この歌を捧げたい」

20・日はまた昇る
アンコール1 センターステージ

アンコール映像は、さいたまスーパーアリーナの前。
BEATLESの「IN MY LIFE」を、アコギで弾き語る。しかもフルで。
「ジョンが亡くなって25年。『初恋』という歌で歌っているように、初めてBEATLSを聴いたのが10歳。
夢中になって、音楽を始めてから30年。
BEATLESがいなければ、今の僕は無かった。
日本人が、外国の音楽をやってるという矛盾は、いつも心の中にあった。・・・でも、好きだからやってるんだよね。
ずっと音楽をやっていて気づいたのは、僕はBEATLESには、なれないって事。
BEATLESになれないって、気づいた時に、僕は浜田省吾になれたんだと思います」


メンバー再登場!省吾は、「IN MY LIFE」を口づさみながら登場!ラグランTシャツ!
「新しいアルバムは、もう聴いてくれてるよね」そう言った後、また上の観客に向って
「気持ちは、繋がってるよね?繋がってるばい、繋がってるじゃろのう!」

何か、ゴキゲン」な省吾でした。

21・初恋
BEATLESの「NOWHEREMAN」のフレーズを歌った後、「NOWHEREMAN IS ME」などと付け加えていた。

22・恋は魔法さ
実は横浜では、歌ってない(長野2日目のみ)なので、今ツアーでは、初めて聴けた曲。
「君に夢中なんだ、さいたまGIRL」

(MC)「ドラムの小田原君は、さいたま出身なんだよ。
このツアーが始まった頃、こういう話をした。(アリマ先生に言われた話をして)
ROCKしてたいんだ〜・・なんて、盛り上がってたけど、 代々木が終わって、さあ広島だという時に、風邪をひいてね。
10日くらい、寝込んでしまった。
その時、思った。『ああ、先生の言う事は、正しかったんだなって』(笑)
まあ、色々あったけど、9月の長野から、5倍くらい強くなって、このさいたまに帰ってきた!
何故か判るかい?
君達が、支えてくれたから。」


23・バックシートラブ

「そのさいたま出身の小田原くんなんだけど、彼の家では、TVがあって、その上にステレオが置いてあって、一人で聴いてたんだって。
その時聴いていたBEATLESの『GET BACK』、膝の上で叩いてみて、「あ、俺はドラムの才能があるかもしれない」と、気づいたらしい。(笑)
で、プロになって、1番有名なBANDは、『レベッカ』。」
小田原さんの方を見て、「何年たったの?(笑)」
「今日は、ご両親来てるの?」
「明日です」の答えに、「明日は無いんだって言ったじゃん、今日がラストのつもりでやるって(笑)」

「さて、恒例の年齢調査です。浜田、これからどれくらいコンサートをやれるか解らないけど、必ず年齢調査をするので、そのつもりでいてください。
「10歳未満」
チラホラ・・・一生懸命アピールしてる子も。「ありがとう!おそらく、君が15になった時、覚えてないと思うけど。(笑)
君が僕の歌を、理解できるようになるまで、やっていたいと思うけど。・・・記録作ろうか・・78歳?・・う〜ん。」
「10歳以上・・・・クラス行っても、俺の事、誰も知らないでしょ?いいんだ、それで。君が自分の大切なものを、信じていければ、それでいい。」
「20代・・・俺と同じシャツ着てるなよ。あ、売ってるのか(笑)。若い時は、良かったっていうけど、それは間違いで、20代って、1番苦しい時なんだよね。
何をすればいいかわからず・・先が見えない。僕もそうだった」
「やっと成人式を迎える、30代!」
凄い声援
「今1番、いい時だよね。人生が楽しくなってくる。」
「40代は、大切な時期。上からも下からも突き上げられて・・・。これから2〜3年は1番大切な時なんで、世の中を良く見守って欲しい。
そして・・・体のケアも大切に(笑)」
「50代・・・50代はいいよね。半分人生終わってて、人生のいる、いらないものがはっきりしてくる。」
「60代の方・・・良くいらっしゃいました。浜田は、野球、剣道と、バリバリの体育会系ですので、敬語になります。(笑)」
「一人で来た人、夫婦で来た人、恋人と来た人、色んな人がいると思うけど、知ってたら、歌って欲しい」


24・星の指輪
25・ラストショー


「お別れの時間です。最後に俺が言わなければいけない事は、・・・これです」
26・さよならの前に

27・愛奴のテーマ
28・君と歩いた道


「誰一人、欠ける事無く、歌って欲しい」

29・ラストダンス

「君達の2006年が、よい年でありますように」
久しぶり(そうでもないか)の省吾はとても元気でした。唯一欠けていた、「恋は魔法さ」と、「19のままさ」も聴けたし。
MCも絶好調、終始ご機嫌で、久々にあの「踊り」も観る事が出来て、大満足です。
やはり、1番感動したのは、「IN MY LIFE」の弾き語りかな?
さて、明日はいよいよ千秋楽。
どんなファイナルを魅せてくれるのか・・・・楽しみです。